ビットコインの半減期を前に強気トレンドへの転換を示唆するデータが注目されている。

仮想通貨分析企業グラスノードが開発した指標である「短期保有者(Short-Term Holder)未実純利益/損失(Net Unrealized Profit/Loss)(STH-NUPL)」が久しぶりに上昇傾向にある。

STH-NUPLは、歴史的にビットコインのトレンド転換を「かなり正確に」当てたとされる。3月以降で「降参」(赤)から「希望」(オレンジ)に転換しており、「楽観」(黄色)が近くなっている。グラスノードはこの傾向が確認されれば「さらなる強気心理」を誘発することになるだろうと予想した

(出典:Glassnode「ビットコイン価格(黒)とSTH-NUPL(「降参」=赤、「希望/恐怖」=オレンジ、「楽観/不安」=黄色、「信念/否定」=緑、陶酔/強欲=青」)

STH-NUPLは、155日より最近の残高確認方式(UTXO)を計算対象にしており、短期投資家の行動を評価する1つの指標として注目されている。