足元では2%ほど減少の7100ドル台を推移している仮想通貨ビットコインは、前日の急騰から落ち着いた動きを見せている。
(出典:Coin360 4月8日午前10時40分)
こうしたビットコインの回復にはやはり「デジタルゴールド」としての本領を発揮したことが関係がありそうだ。
仮想通貨分析企業のコインメトリックスはビットコインと金の相関関係が過去最高水準を推移しているとツイートした。こうした傾向からもビットコインの地合いが好転しているだろう。
Bitcoin’s correlation with gold, measured over the past 30 days, is now at all time highs.
— CoinMetrics.io (@coinmetrics) April 7, 2020
Read more in this week's State of the Network:https://t.co/dwlCAT2Bpf pic.twitter.com/hczrPQWkzG
アナリストは強気予想を再開
一方で、3月の暴落から一気に価格が戻っていることなどから、アナリスト達は再び強気の予想を展開している。
仮想通貨トレーダーのIncomeSharksは現在4時間足のチャートは5800ドルを回復して以来、依然として強気を示していることを強調。投資家に対し「もし弱気モードに切り替えているとしたら注意が必要だ」として、現在の相場は強気のテストを行っている状態だと指摘した。
こうした指摘から、現在は半減期に向けて、価格が上昇していくとの声が高まっている。
仮想通貨トレーダーの@BTC_JackSparrowはビットコイン価格が6月末までに13800ドルに到達する可能性を指摘した。
同氏は日本人が考案したインジケーターである一目均衡表から、半減期を境に「雲」を抜けて、一気に12000ドルに到達、その後、「雲」がサポートラインとして機能した後に、13800ドルまで上昇すると予想した。
(出典:BTC_JackSparrow)