ビットコイン(BTC)は、11月26日に1日で約5000ドル近く下落した。

54,000ドルがターゲットか
Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータをみると、ビットコインは激しいボラティリティの中で54,000ドルに向かって急落した。
ビットコインは25日に60,000ドル直前まで上昇したが、その後売り圧力に直面した。BTCはこのレジスタンスを突破することができず、下落してしまった。
数時間後、ビットコインは10月中旬以来の安値まで下落したわけだが、底抜けがまだ終わってないことを示すことになった。

24時間のクロス-クリプトの清算は6億3000万ドル以上となり、調整が25日に終わったと思っていたトレーダーは手痛い思いをすることになった。
今回の値動きについて誰もが驚いているわけではないようだ。仮想通貨アナリストのマイケル・ファン・デ・ポッペ氏は今回の値動きについて「美しい」と言っている。
Beautiful price action #Bitcoin. I like it.
— Michaël van de Poppe (@CryptoMichNL) November 26, 2021
「市場での多くの上昇が完全に引き戻された」と指摘するファン・デ・ポッペ氏だが、これは健全な調整と強調する。これによりビットコインの上昇サイクルがより長くなると指摘する。
ビットコインの急落に伴い、アルトコインも軒並み下落している。多くのアルトコインの下げ幅はビットコインよりも大きなものとなっている。
その一方で、米ドルがようやく下落し始めている。2020年6月以来の高値を記録した米ドル指数(DXY)が下落し始めた。
従来米ドルとビットコインは逆相関する関係と言われているが、DXYが急落する動きとビットコインの値動きは相関しているようにもみえる。
