エドワード・スノーデン氏は、世界中で仮想通貨に対する規制の監視が強化されているにもかかわらず、ビットコイン(BTC)の力強さをアピールした。

4日にツイートした同氏は、「仮想通貨に対する国民の理解と支持を弱めるために政府が世界的に協調してキャンペーンを行っているにもかかわらず、それ以来、10倍に上昇している」とツイートした。

今回のスノーデン氏の発言は、2020年3月13日の発言をリツイートしたもの。当時は、コロナウイルスの大流行を懸念して仮想通貨と株式市場が暴落した「ブラック・サーズデー」の渦中だった。

当時コインテレグラフが報じたように、スノーデン氏はビットコインの50%の下落にも動じず、「ビットコインを買いたいと思ったのは初めて」と述べた。

ビットコインは、2020年3月の「ブラック・サーズデー」に3,800ドルまで下落したが、その後、2021年4月に史上最高値となる約64,800ドルを記録した。

実際、2021年はビットコインや仮想通貨の取り締まりが一斉に行われた年であり、特に中国では当局が仮想通貨規制を強化している。

そのため、ビットコインマイナーは中国から撤退し、ハードウェアを海外に移設。中国でのマイニング活動の停止により、一時的にビットコインのハッシュレートが大幅に低下したこともあった。

ワシントンでも反ビットコインの感情が蔓延しているようで、一部の議員は仮想通貨に対してより厳しい法律を求めている。