10月1日のビットコインは、前日の安値から500ドル近くプラスの水準で取引している。その他の主要仮想通貨も全面高となっており、XRPは6%以上上昇している。
(出典:Coin360)
10月は幸先の良いスタートとなった。
9月30日は、7600ドル、5500ドル、3000ドルとビットコインの底値予想合戦になっていた。ビットコインはじりじりと値を下げ、一時7800ドルを下回った。
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ちなみに今年最高値である1万3880ドルからの下落率は、約43%。過去の調整局面での下落幅の中で最も大きいことが、投資家にとって安心材料となったかもしれない。
Pullbacks during previous bull runs:
— Rhythm (@Rhythmtrader) September 30, 2019
$490 -> $289 (-41%)
$780 -> $468 (-40%)
$1,115 -> $750 (-32%)
$1,350 -> $900 (-33%)
$3,000 -> $1,800 (-40%)
$4,950 -> $3,000 (-39%)
$7,800 -> $5,500 (-29%)
Current pullback:
$13,880 -> $7,800 (-43%)
Sell your bitcoins at your own risk.
Skewによると、2017年年末につけた過去最高値からの急落は、「調整」ではなく「強気相場の終焉」に数えられるという。
ビットコインは、9月を13%以上のマイナスで終えた。
イーサとXRP
一方、時価総額2位のイーサは9月は6%以上上昇した。ただ、高値の220ドルからは20%近いマイナスとなっている。
またXRP(リップル)は、9月は0.3%のプラス。24時間では6%以上急上昇している。既報の通り、リップル社によるアイスランドのトレード企業買収が好感されている可能性がある。
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