10月1日のビットコインは、前日の安値から500ドル近くプラスの水準で取引している。その他の主要仮想通貨も全面高となっており、XRPは6%以上上昇している。

(出典:Coin360

10月は幸先の良いスタートとなった。

9月30日は、7600ドル、5500ドル、3000ドルとビットコインの底値予想合戦になっていた。ビットコインはじりじりと値を下げ、一時7800ドルを下回った。

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ちなみに今年最高値である1万3880ドルからの下落率は、約43%。過去の調整局面での下落幅の中で最も大きいことが、投資家にとって安心材料となったかもしれない。

Skewによると、2017年年末につけた過去最高値からの急落は、「調整」ではなく「強気相場の終焉」に数えられるという。

ビットコインは、9月を13%以上のマイナスで終えた。

イーサとXRP

一方、時価総額2位のイーサは9月は6%以上上昇した。ただ、高値の220ドルからは20%近いマイナスとなっている。

またXRP(リップル)は、9月は0.3%のプラス。24時間では6%以上急上昇している。既報の通り、リップル社によるアイスランドのトレード企業買収が好感されている可能性がある。

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