ようやくビットコインに光が差し始めたかもしれない。
現在の価格推移についてブルームバーグは30日、仮想通貨ボラティリティを基にトレンドを図る「GTI VERA Convergence Divergence Indicator」の一つである仮想通貨10種類を取り扱う「ブルームバーグ・ギャラクシー・クリプト・インデックス(BGCI)」で、昨年12月以来で初めての買いシグナルが点灯したと明らかにした。
また昨年7月下旬以降で最も売れ行きの良いトレンドを示しているという。
(出典:ブルームバーグ)
こうした値動きについては、トレーダーから肯定的な声が聞かれている。
これまでに2800ドルに向かう可能性もあると指摘していた、JPモルガンの元アナリストでブロックチェーン研究者のトーン・ベイズ氏は「もう2800ドルに向かうとは思わない」と発言。
現在は強気の流れにあり、次の焦点は6850ドルのレジスタンスをいつ破る可能性があるかを見極めることだという。
現時点はレジスタンスを破り上昇するトレンドになるのは、いつになるのかはわからないとした上で、一旦は6850ドルのレジスタンスに跳ね返された後に再度挑戦する動きが見られ、その際にレジスタンスを破ることができるだろうと予測した。
(出典:Tone Vays)
否定的な意見も
一方でこうした楽観的な見方に釘を刺す意見もある。
仮想通貨トレーダーのスコット・メルカー氏は現在のビットコイン相場は「単純なレンジング」であり、現在の大幅上昇に一喜一憂する必要はないと戒めている。
31日の仮想通貨ビットコインは本日未明の急騰で、過去24時間で8%上昇し、6500ドル付近を推移している。イーサやXRPなどアルトコインも軒並み上昇し、全面高となっている。
(出典:Coin360 3月31日午前11時30分)