ここに述べられている見解や意見は、あくまで筆者/寄稿者のものであり、必ずしもコインテレグラフおよびコインテレグラフジャパンの見解を反映するものではありません。あらゆる投資や売買の動きはリスクを伴います。意志決定の際には、ご自身でリサーチをお願いいたします。
30~40万ドルまで伸びることを予想するロニー・モアス氏のような人がいる一方で、UBSとINGは否定的な見解を表明している。ただしこれら金融機関は年初からバブル懸念を指摘しており、その間ビットコインは19倍になっているので注意が必要だ。
また、フランス財務相は2018年4月のG20でビットコインを議題に出すとしている。仮想通貨にとって非常に面白い時代になってきている。
ここで、短期の動きをチャートで分析してみよう。
BTC/USD ビットコイン/ドル
前回の分析で、20000ドルで抵抗をうけると予想したがその通りになった。
昨日、ビットコインは19531.90ドルをつけた後17900ドルまで反落。ここから数日はボラティリティが高まるだろう。
トレンド線を上回って推移する限りは上昇トレンドは無傷だ。目標値は24291.58ドル。
トレンド線を割ると弱気傾向になる。15200ドル(20日間指数平滑移動平均線)を割ると弱気転換となりさらなる下落が予想される。その場合下値のメドは10333ドルだ(50日間標準移動平均線)。
ETH/USD イーサ/ドル
16日にレンジ相場を予測したが、高値に向けて強い動きとなっている。
780ドルを超えて推移できれば上昇トレンド再開だ。前回高値を突破できたら目標値は995.99ドルとなる。
一方で高値から押し戻されたら610.03~780ドルで値固めするだろう。
BCH/USD ビットコインキャッシュ/ドル
レンジから抜け出せば勢いを得るとしていたが、3日間抜け出せないでいた。ただ重要なサポート線のある1758ドルを上回って推移したため、ポジションの半分をキープすることを推奨していた。
今日、レンジが広がり23387ドルに向かって上昇を始めた。高値まで特に目立った抵抗線はない。だから利確せずにストップロス注文を上にずらして待っていよう。勢いを保てば高値更新の可能性もあるからだ。
レンジに逆戻りしたら強気シナリオは無効ににある。だからストップロス注文は1700ドルにおいておこう。
XRP/USD リップル/ドル
高値を試すとしていたが、高い位置にくると勢いに欠ける状態だ。一方で、0.63051ドル(フィボナッチリトレースメントの38.2%地点)を割ってはない。
下値で買われ、上値で売られ、という状態はレンジ相場になる。
0.63051~0.88268ドルで推移するだろう。大きな値動きはこのレンジを突破した時におこる。それまではレンジ内で推移するだろう。
IOTA/USD IOTA/ドル
この三日間つつみ足を形成している。これはバネがはじけるまでに力をためている状態に近い。
そして今日これを上抜けし強気サインとなった。下方トレンド線が最後の抵抗線となるので、ここを超えれば高値を試すだろう。
下方トレンド線を超えて推移できなかれば、再び3.032ドルレベルまで下落するだろう。この重要なサポート地点を割ると弱気傾向となる。
LTC/USD ライトコイン/ドル
同時線とよばれるローソク足となっている。これは売りと買いのバランスが均衡していることを示す。
前回の分析で、数日はレンジ相場が続くことを予想していた。
下値サポートは243.86ドル(フィボナッチリトレースメントの38.2%地点)。上値は342.23ドルに強い抵抗がある。
ここを突破して高値更新をして初めて上昇再開となる。その場合の目標値は497.53ドルだ。
DASH/USD ダッシュ/ドル
目標値の1199ドルを超えて1250ドルをつけ高値更新した。
しかし高値では利確が誘発されている。昨日は半戻りし日中高値よりかなり下の位置で取引を終えた。
短期的な天井が近いようだ。今のところ、900~1250ドルのレンジ内での値動きが予想される。