米国の現物型ビットコイン上場投資信託(ETF)は、8億8700万ドルの純流入で過去2番目の記録を達成した。
ファーサイドインベスターズとHODL15キャピタルのデータによると、フィデリティ・ワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド(FBTC)が3億7870万ドルで最大の流入を記録し、ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)が2億7500万ドルで続いた。ARK21シェアーズ・ビットコインETF(ARKB)は1億3800万ドルを超える純流入で3位となった。
これは過去最高の10億4000万ドルの流入があった3月12日以来の純流入となる。ビットコインは翌日の3月13日に7万3679ドルの史上最高値を達成した。
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ファーサイドのデータによると、グレイスケール・ビットコイン・トラスト (GBTC)は2820万ドルという資金流入となっている。GBTCへの資金流入はまれであり、1月に現物型ETFに転換して以来、7度目の資金流入となった。
GBTCは178億ドル以上の資金流出を記録しており、その原因は1.5%という高い管理手数料と、割引幅の縮小にある。
アポロ・ビットコイン・トラッカーによると、グレイスケールのGBTCは現物型ビットコインETFが開始された当初62万BTCを保有していたが、現在は28万5481BTCまで減少している。
インベスコ・ギャラクシー、フランクリン・テンプルトン、ウィズダムツリー、ハッシュデックスのビットコインETFは、6月4日に流入がなかった。
ビットコインが過去24時間で2.9%上昇し、一時71,000ドルに達している。
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