仮想通貨コミュニティが米証券取引委員会(SEC)の現物型ビットコイン上場投資信託(ETF)申請に対する決定を待ち望んでいる中、一部のトレーダーはこの時期を利用して、1月15日までに承認されるかどうかで賭けをしている。
ポリゴンベースのギャンブルサイトであるポリマーケットでは、トレーダーがビットコインETFの申請が承認されるかどうかに「イエス」または「ノー」の賭けを行っている。記事執筆時点で、約150万ドル相当の賭けが行われており、そのほとんどが「イエス」の方に賭けている。

シェアの価値は、結果がイエスかノーかにかかわる確率を表しており、仮想通貨市場と同様に変動する。現在、イエスのシェアのコストは0.79ドルであり、ノーのシェアは0.21ドルである。「キウィ」という偽名を持つトップホルダーは、イエスのシェアで約42万1000ドルを保有している。一方、ノーのトップホルダーは、ノーのシェアで約1万5000ドルしか保有していない。
ポリマーケットによると、市場は、2024年1月15日午後11時59分59秒(米東部標準時)までにSECがビットコインETFを承認した場合、「イエス」として決着する。そうでなければ、「ノー」として決着する。これは、いずれの賭けの保有者も設定された期限までに利益または損失を確認できることを意味する。
同サイトによると、市場の主な情報源はSECからの情報である。しかし、彼らは、信頼できる報道のコンセンサスも使用される可能性があると付け加えた。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン