仮想通貨・ビットコインのニュースサイト|コインテレグラフ ジャパン
Helen Partz
執筆者:Helen Partzスタッフライター
Bryan O'Shea
校閲:Bryan O'Sheaスタッフ編集者

米国のビットコインETF、4週連続流出の公算 スタンダード・チャータードが2026年のBTC価格予想を下方修正

米国のビットコインETF、4週連続流出の公算 スタンダード・チャータードが2026年のBTC価格予想を下方修正
ニュース

米国の現物ビットコイン上場投資信託(ETF)は木曜日に売りが加速し、同日にスタンダード・チャータードが2026年のビットコイン見通しを引き下げた。

SoSoValueのデータによると、現物ビットコインETFは4億1040万ドルの純流出を記録し、週間累計は3億7510万ドルの流出となった。

金曜日に大幅な資金流入がなければ、4週連続の週間マイナスとなる見通しだ。運用資産総額(AUM)は約800億ドルまで縮小し、2025年10月のピーク約1700億ドルから大きく減少している。

ビットコインETFの流出入額 Source: SoSoValue

売りは、スタンダード・チャータードが2026年のビットコイン目標価格を15万ドルから10万ドルへ引き下げたタイミングと重なった。スタンド―ド・チャータードは回復前に5万ドルまで下落する可能性があると警告している。

「今後数か月でさらなる価格の投げ売りを見込む」と同行は木曜日のレポートで述べ、ビットコインは5万ドル、イーサリアム(ETH)は1400ドルまで下落すると予測した。

「その水準到達後は年内を通じて価格回復を見込む」とし、年末時点の目標をBTC10万ドル、ETH4000ドルとした。

ソラナETFのみ小幅流入

11本すべてのビットコインETFでネガティブな地合いが続いた。ファーサイドによれば、ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラストETF(IBIT)が1億5760万ドル、フィデリティのワイズ・オリジン・ビットコインファンドが1億410万ドルの流出と最大規模だった。

イーサリアムETFも同様に圧力を受け、日次で1億1310万ドルの流出、週間では1億7140万ドルの流出となり、4週連続マイナスの可能性がある。

XRP(XRP)ETFは2月3日以来初の流出となる640万ドルを記録。一方でソラナ(SOL)ETFは小幅ながら270万ドルの流入を確保し、例外的な動きを示した。

底値は5万5000ドルか

スタンダード・チャータードの最新見通しは、回復前に6万ドル割れを試す可能性を指摘してきた他のアナリストの見方と一致する。

仮想通貨分析プラットフォームのクリプトクオントも、実現価格ベースの支持が約5万5000ドルに位置し、まだ試されていないと改めて述べた。

「ビットコインの最終的な弱気市場の底は現在約5万5000ドル付近だ」と週次アップデートで述べている。

Source: CryptoQuant

「市場サイクル指標は弱気局面にあるが、極端な弱気局面には入っていない」とし、「当社のブル・ベア市場サイクル指標は、歴史的に底打ち開始を示す極端な弱気領域には達していない。このプロセスは通常数か月継続する」と付け加えた。

ビットコインは木曜日、約6万6000ドル前後で推移し、一時6万5250ドルまで下落した。

売り圧力が続く一方で、長期保有者(LTH)の行動は投げ売りを示していない。現在はほぼ損益分岐点付近で売却している水準だという。「歴史的には、LTHが30〜40%の損失に耐えた局面で弱気市場の底が形成された。完全なリセットにはさらなる下落が必要な可能性がある」とクリプトクオントは指摘した。

Cointelegraphは、独立性と透明性のあるジャーナリズムに取り組んでいます。本ニュース記事はCointelegraphの編集方針に従って制作されており、正確かつ迅速な情報提供を目的としています。読者は情報を独自に確認することが推奨されます。編集方針はこちらをご覧ください https://jp.cointelegraph.com/editorial-policy