現物ビットコインETFは火曜日、資金流入と流出が入り混じる展開となったものの、ブラックロックのETFが大幅な資金流入を記録し、全体ではプラスとなった。
データ分析会社SoSoValueによると、ビットコイン(BTC)の現物ETFは合計で2億2520万ドルの純流入を記録した。
この流入の大半は、ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラストETF(IBIT)による3億2240万ドルの資金流入が牽引した。
一方、ファーサイドのデータによると、フィデリティのワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド(FBTC)では8930万ドル、グレースケールのビットコイン・トラストETF(GBTC)では2820万ドルの資金流出が発生した。
今回の資金流入により、週間の合計流入額は6億8330万ドルに達した。前週には7億8730万ドルの資金流入が記録されており、約40億ドルの流出が続いた5週間の流出トレンドの後、初めてのプラス週となっていた。
これらの資金流入は、仮想通貨市場のセンチメントが依然として慎重な状態にある中で発生した。コインゲッコーのデータによると、ビットコイン価格は過去7日間で5.4%反発したものの、市場心理は依然として「極度の恐怖」水準にとどまっている。
イーサリアムETFは資金流出
市場全体の不透明感を反映する形で、イーサリアム(ETH)ETFは資金流出に転じ、1080万ドルの純流出を記録した。
一方、XRP(XRP)とソラナ(SOL)の関連ファンドはプラスを維持した。XRPファンドには750万ドル、ソラナファンドには100万ドルの資金流入があった。
こうした仮想通貨ファンドのまちまちな資金フローの背景には、中東情勢を巡る地政学リスクが投資家心理に影響を与えていることがある。
市場心理を示す指標として広く参照される恐怖強欲指数は、水曜日に10まで低下した。直前には一時14まで回復していた。

レイ・ダリオ氏、ビットコインを批判
米国の億万長者でヘッジファンドマネージャーのレイ・ダリオ氏は火曜日、All-In Podcastに出演し、ビットコインに対して批判的な見解を示した。
同氏は、プライバシー機能の限界、量子コンピューターによる潜在的リスク、そして市場規模の小ささを問題点として挙げた。
「ビットコインは大きな注目を集めているが、貨幣として見ると金と比べて規模が小さい。金は唯一無二の存在だ」と述べた。
これに対し、ビットコイン支持派は反論している。ビットワイズの最高投資責任者であるマット・ホーガン氏はX投稿で、こうした批判はむしろ長期的な機会を示すものだと指摘した。
「これらの批判こそ、ビットコインの規模が金の4%にとどまっている理由だ。もしこうした問題が存在しなければ、ビットコインの価格はすでに1コイン75万ドル付近になっていたはずだ。私は、これらが時間とともに変わっていくと確信しているからこそビットコインに投資している」
