ビットコイン(BTC)は5日、1万1675ドルの週最高値をつけたが、弱気な市場によりビットコイン価格は8日、1万ドル未満に反落した。
コインマーケットキャップのデータによると、ビットコインは3時間で約400ドル下落し、9658ドルの値をつけた。当記事公開時点ではやや回復の9900ドル付近で取引されている。
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ここ1カ月、ビットコイン/米ドル(BTC/USD)のお決まりの動きが継続する。1万2000ドルに向かって上昇した後レジスタンスに遭い、10000ドル未満に下落し、その後そのサイクルを繰り返すというものだ。
コインテレグラフが以前報じたように、終値が1万2400ドルを上回れば、トレーダーにとって決定的な出来事になるだろうと、何人かのアナリストが言っている、そうなるのは難しいようだ。
それらのアナリストの1人トーン・ヴェイズ氏は、今週ビットコインが、1月以来初めて50日間移動平均価格より上で終値をつけたときに同じように注意を促した。
ブルームバーグが、この出来事はビットコインの買い方が「待ち望んでいた」テクニカルシグナルであると論じたにもかかわらず、ヴェイズ氏は水準自体は下がり続けているので、価格が急落し50日間平均より下に留まる可能性がまだあると述べていた。
マウントゴックスによるビットコイン売却が相場に大きな影響を与えるかもしれないという別のニュースが飛び込んできた。
また、その他の過去の標準的な動きが崩れ、アルトコイン市場はビットコインの下落トレンドに様々に反応した。
コイン360を見てみると、安定したままのもの(イーサリアムクラシック)、対ドルでビットコインより小さく下落したもの(イーサリアム、リップル)、より大きく下落したもの(ダッシュ、カルダノ、モネロ)がある。
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