仮想通貨ローンサービスを提供するNEXO(ネクソ)の共同創業者、アントニ・トレンシェ氏は、ビットコイン(BTC)否定派は信念を貫くには困難な時間を過ごすことになるだろうと述べた。CNBCがインタビューを6月25日に公開した。


同インタビューでトレンシェ氏は、ビットコインは300回以上(昨年は90回)死んで、灰からよみがえったと指摘。以下のように述べた。

「懐疑者は自分たちの信念を貫くのに本当に苦労しているのがわかるだろう」

トレンシェ氏は、ビットコイン上昇の理由は、機関投資家の参入と地政学的な不安(おそらく米国と中国の貿易戦争関係)だと考えるとも説明した。

「2018年の弱気市場(の間)、最も熱心な支持者たちでさえ、(BTCに)懐疑的になるのを見てきた。これは通常なら再上昇からの変曲点だが、しかし私は、本当のところは、いわゆる大口の機関投資家のサポートと影響だと考える」

トレンシェ氏はまた、現在のビットコイン上昇に起因するさらなるカタリスト(相場を動かす材料)として、フェイスブックのリブラとJPモルガンのJPMコイン、大手金融サービス機関フィデリティ米イエール大学などの仮想通貨分野への参入についてのニュースなどを挙げた。こいったニュースは、人々がビットコインが定着すると認識する過程にあると示すものだとしている。


翻訳・編集 コインテレグラフ日本版