仮想通貨ビットコインは約2ヶ月ぶりとなる9000ドル回復に向かって急騰している。過去24時間で1000ドル以上となる14%超のプラス。歴代最高の4月は2000ドル超プラスの33%超上昇で取引を終えることになりそうだ。

(出典:Coin360 日本時間4月30日6時45分時点)

ビットコインにとって4月は相性が良い月だ。2014年から2019年までまでの間でビットコインは4月は平均で25%以上も上昇。月のパフォーマンスとしてはトップだった

3月の大暴落で3700ドル付近まで下落したビットコインは、現在、2倍以上で推移していることになる。

また、今回の急騰で200日間移動平均線などがある8500ドルの重要なレジスタンスを突破した。著名テクニカル分析家のアレッシオ ・ラスターニ氏は、3月、8500ドルのサポートを割ったことからビットコイン取引から手を引くと述べていた

CMEのギャプは9125ドル

シカゴマーカンタイル取引所(CME)のビットコイン先物市場では、週末などマーケットが休みの際にビットコインが大きく動く場合、「ギャップ(窓開け)」が生まれる。そして経験的にこのギャップは埋められる傾向がある。

今回、CEMのギャップが9125ドルにあるという指摘もあり、ビットコイン上昇のターゲットとして注目される。