「ビットコインは無政府資本主義社会に向けた第一歩」サイファーパンクのロップ氏

「ビットコインは無政府資本主義移行に向けた最初のステップになる」

一説ではビットコインの起源と呼ばれるサイファーパンクのジェームソン・ロップ氏が、29日にポッドキャスト「Stephan Livera」でこのように語った。同氏は、「ビットコインはかなり面白い実験」であり、もし成功すれば「マネーに革命を起こすだけでなく、ガバナンスに対する我々の考えも変革する」と述べた。

またロップ氏は、中央集権的な第3者によって維持されている現在のサービスが「ソフトウェアのエージェント」に取って代わられることで、「自己統治を行う無政府資本主義社会」が誕生すると解説。次のように続けた。

「最初のステップはビットコインだ。もしそれが成功したら、我々は次のステップについて話すことができる」

先日亡くなったサイファーパンク運動のけん引役、ティム・メイ氏は、「暗号アナキスト宣言」の中で、仮想通貨は、人々の直接的で政府の関与から自由な関わり方を可能にすると述べている。メイ氏は、去年10月、現在の仮想通貨業界の現状を批判。仮想通貨は「ペイパルやビザの新たな形」ではないとし、「規制フレンドリー」になろうとすることで、「仮想通貨のメインユーザーは失われるだろう」と危惧していたそうだ

ロップ氏は、現在、教育が足りないと指摘。投資家に対して自分で研究を行うことを促し、開発者に対しては仮想通貨のウォレットなど「実際のソフトウェアとハードウェアを使って利用者の教育をする必要性」を訴えた。