仮想通貨(暗号資産)市場はビットコイン(BTC)をはじめ上昇している。ビットコインは足元では、9,500ドルを突破した。
ビットコインは前日比7.6%高の9580ドル近辺で取引されている。イーサ(ETH)も6%高となり、201ドル近辺で推移。XRPは3%高で0.203ドル前後で取引されている。
出典: Coin360 14日18:00時点
BTCは日曜から1300ドル上昇
コインマーケットキャップのデータによれば、BTCは3日間で11%高となっている。過去24時間だけでも8900ドルから大幅に上昇した。
日曜の急落で8200ドルまで下落したビットコインだが、1300ドル近く上昇したことになる。
出典: CoinMarketCap ビットコインの過去24時間の値動き
ビットコインの勢いは、株式市場の値動きとは対照的だ。アナリストからは株式市場との相関が減少し、「デカップリング」が進んでいるとの見方も出ている。
仮想通貨アナリストのスコット・メルカー氏は、次のように指摘している。
「株式が下落し、ビットコインが上昇した日を覚えているだろうか?今日がその日だ。そして昨日も。以前のように、足元では相関関係がなくなったようにみえる」
コインテレグラフ寄稿者でもあるマイケル・ヴァン・デ・ポッペ氏も、3月にみられたビットコインとほかの資産との相関関係の変化に目を向けるべきだと指摘している。
アナリストのホルス・ヒューズ氏は、今後のビットコイン相場では次のターゲットは9,750ドルになると指摘している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン