ビットコイン(BTC)は重要サポートである10万ドルを割り込み、タカ派姿勢が強まる米連邦準備制度理事会(FRB)との見通しとクジラ(大口投資家)による継続的な売りが重しとなっている。
現在、古典的なテクニカルパターンが機能しつつあり、ビットコイン市場で売りが長期化する可能性が高まっている。
ワイコフモデルでは8万6000ドル下落リスクも
アナリストのフォリス氏がXで指摘したように、直近のビットコインの値動きは、相場天井付近で頻繁に見られるワイコフ分配の5段階パターンと高い一致を示している。
フォリス氏は「強気市場は実はすでに終わワイコフっている可能性がある」と述べた。
BTCは12万2000ドル突破で買いのクライマックス(BC)を形成し、その後オートマティック・リアクション(AR)、セカンダリーテスト(ST)と続いたが、高値更新には失敗した。
10月初旬に12万6200ドルへ向かった上昇は、分配完了後のアップスラスト(UTAD)に類似しており、最終的な“需要の枯渇”を示す強気のだまし上げとされる。
その後、ビットコインは複数のLPSY(最後の供給点)を形成し、11万ドル付近の中間レンジサポートを喪失してフェーズD入りを確認した。
続いて10万2000〜10万4000ドルのAR/SOWゾーンを割り込み、BTCはフェーズE、すなわち下降局面に移行。下落が加速し、金曜にはバイナンスで9万5000ドルを割った。
ワイコフの測定手法に基づくと、12万2000〜10万4000ドルの分配帯は1万8000ドルの下方余地を示しており、主要ターゲットは8万6000ドルとなる。
弱気転換の背景には、世界的なリスク選好の後退がある。市場ではFRBが12月に利下げを実施しないとの懸念が強まっている。
木曜に終了した米政府閉鎖は、重要経済データへのアクセスを制限し、政策担当者が利下げに踏み切りづらくなった。こうした不透明感が株式とともにビットコインにも波及した。
依然として強気見通しを維持するアナリストも
一方で、一部アナリストは強気スタンスを崩していない。
クリプトクオントのキ・ヨンジュ氏は、BTCが6〜12か月保有者の平均取得単価である9万4000ドルを割らない限り、広い意味での上昇トレンドは維持されると指摘した。
ビットワイズのハンター・ホースリーCEOも「ビットコインは過去半年間弱気市場だった可能性があり、今はその終盤にある」と述べ、「現在の仮想通貨市場の環境はこれまでで最も強固だ」と付け加えた。
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