ビットコイン(BTC)は27日、レジスタンスラインを超えられず、反落した。

BTC/USD 1-hour candle chart (Bitstamp). Source: TradingView

ビットコインは「行き詰まり」

Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータによると、BTC/USDは9月27日に44,400ドルを下回り、約1,000ドル下落した。

仮想通貨アナリストのマイケル・ファン・デ・ポッペ氏は、この動きは突破すべき「重要な」ゾーンの拒絶を意味しており、42,000ドルは現在、ハイアーロウを維持するための重要なレベルであると説明した。

ビットコインはますます狭いレンジで行動していると、同氏はYouTubeの最新情報でまとめている。

「現在、我々は行き詰まっている」と述べ、もし44,600ドルのゾーンが取り戻されれば、47,000ドルに向かうことができるとした。

一方で下降局面では、38,000ドルから40,000ドルの間のゾーンがサポートとして機能するが、レンジが完全に失敗した場合、BTC/USDは2021年の初値である28,000ドル付近に向かっていくことになる。

「42,000ドルが失われた場合、現段階で実際に反転する前に、ここで安値に入り、安値の下にある流動性を取る必要がある」と、デ・ポッペ氏は予想した。

米国政府のインフラ法案の採決が9月27日に迫っていることから、ボラティリティーは広く予想されていた。

また、中国の仮想通貨取引「禁止」に対する不安が残っていたこともあり、今週に入っても悪いニュースが大きな影響力を持ち続けている。

アルトコインはどうなる?

アルトコインはこの日、ビットコインの全般的な方向性の欠如をトレースし、トップ10の仮想通貨のほとんどが過去24時間で横ばいとなった。

ソラナ(SOL)だけが上昇し、記事執筆時点で6.5%増の145ドルとなった。

人気トレーダーのPentoshi氏は、9月中は元気がなかったものの、それでもアルトコインは大きな復活を遂げるだろうと予測している。

これは、2021年第4四半期に昨年同時期と同じような形で起こるはずであり、年内にビットコインが高騰するという一般的な予想の一部だという。

「理解している人は少ない。昨年の第4四半期は、アルトがBTCに対して史上最低を記録したからだ」と理由を述べた。

「私が何ヶ月も前に投稿した底値を打った日が、市場の天井となった日だ。まもなくビットコインが一時的にブレイクしてアルトを粉々にし、それが新たなアルトを生み出し、新たな参加者を呼び込むことになるだろう」

Altcoin performance scenario. Source: Pentoshi/Twitter