ビットコイン(BTC)は、典型的な価格指標が過去最低水準を更新したことで、調整局面が「終わりに近い」可能性がある。
MVRV Zスコアは「割安」水準に
仮想通貨アナリストであるミカエル・ファン・デ・ポッペ氏は金曜日のX投稿で、ビットコインのMVRV Zスコアが過去最低水準を記録したと指摘した。
同氏は、アナリストのジェームズ・イーストン氏のデータを引用し、「これは驚異的なチャートだ」と述べた。イーストン氏も、この指標がこれまでで最も低い水準に落ち込んだとして、「極端な動きだ」と述べている。
MVRVとは、時価総額と実現時価総額の比率を指す指標で、ビットコイン供給量が最後に移動した価格と、現在流通する全BTCの価値を比較するものだ。
Zスコアは、この比率を時価総額の標準偏差で割ることで算出され、ビットコインが割高か割安かを判断するレンジを示す。
ファン・デ・ポッペ氏は、「現在のBTCのZスコアは、2015年、2018年、2020年のコロナショック、2022年の弱気市場の底値時よりも低い」と、直近2年間のデータを踏まえて指摘した。
「それほどまでに深い弱気局面にあり、そして今、その終盤に近づいている」

オンチェーン分析プラットフォームのグラスノードによるデータでも、Zスコアは2023年10月以来の最低水準にある。当時、BTC/USDはおよそ3万ドルで取引されていた。
Zスコアが緑色で示される「割安ゾーン」に入ったのは、2022年の弱気市場終盤が最後となる。
貴金属の動きがBTC価格の「引き金」に
ビットコイン価格は今週、リスク資産や貴金属全体の急落を背景に、2カ月ぶりの安値まで下落した。
トレーディングビューのデータによると、BTC/USDは8万1040ドルまで下落し、執筆時点でも日次始値比で約2%安となっている。

1月の月足クローズが近づいているが、過去の弱気市場終盤と同様に、長期的な底打ち局面になる可能性があるとの見方も出ている。
これに反応し、ファン・デ・ポッペ氏は、金と銀について「いったん終わった」との見方を示した。
「過去24時間で市場は10〜15%下落しており、大きく値を崩している」とXに投稿した。
「だからといって強気相場が終わったと言っているわけではない。むしろその逆だ。ただし、ここから保ち合いに入る可能性が高く、それこそがビットコインにとって望ましい引き金になる」
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