◆ビットコインATMのコインソースがNY規制当局からビットライセンスを取得
◆ビットコインATM業者としては初のビットライセンス取得となった
◆ビットコイン売買をするニューヨーカーの増加が期待される

ビットコインATMを手がけるコインソース(Coinsource)が、ニューヨーク金融サービス局(NYDFS)から同州で仮想通貨事業を行うための免許であるビットライセンスの承認を受けたことが1日に明らかになった。ビットライセンスを取得したのはビットコインATMの運営会社としては初めてで、ニューヨーカーの間でビットコイン(BTC)の売買が増えるきっかけになるかもしれない。

テキサスに拠点を置くコインソースは、「ビットコイン・テラー・マシーン(BTMs)」というATMを米国中に40台展開。スマホのウォレットを使うことでビットコインの売買ができる。

NYDFSは、アンチマネーロンダリング(AML)とテロ資金供与対策(CFT)に加えて、違法な利用や価格操縦など「ビットコインの不正利用」が発生した時の対応がどうなのか、厳しく審査したと述べた。

コインソースのシェフィールド・クラークCEOは、すべてのニューヨーカーに対して新たな機会を提供できると期待を寄せた。

「銀行口座を持っている人も持っていない人も(中略)近所で簡単に慣れた方法でビットコインを買うことができる」

NYFDSは、最近、仮想通貨に対して積極的に行動をしている。9月には米国と1対1で連動するステーブルコインの発行者として、ウィンクルボス兄弟のジェミニ・ドル、ブロックチェーン企業のパクソスを相次いで認可した。

 

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