仮想通貨全体の時価総額が57兆円に、一年で33倍上昇

 仮想通貨市場全体が驚くべき上昇を続けている。

 13日現在で仮想通貨市場の時価総額は全体で約57兆円となっている。心理的に重要なポイントである時価総額1兆ドルの半分まできたかたちだ。

 今から約1年前の2016年12月15日、仮想通貨全体の時価総額は約1.7兆円だったから、一年で33倍に膨れ上がったことになる。一年前に仮想通貨を買ってホールドしていた人は皆儲かっているはずだ。

 時価総額ベースで1年前の仮想通貨ランキングをみると、以下のようになっている。

  1. ビットコイン, 125億ドル

  2. イーサリアム, 7.13億ドル

  3. リップル, 2.41億ドル

  4. ライトコイン, 1.77億ドル

  5. モネロ, 1.14億ドル

  6. イーサリアム・クラシック, 8600万ドル

  7. ダッシュ, 6400万ドル

  8. スティーム, 4100万ドル

  9. メイドセーフコイン, 3700万ドル

  10. オーガー, 3400万ドル

そして2017年12月現在のリストは以下の通りになっている。

  1. ビットコイン, 2937億ドル

  2. イーサリアム, 588億ドル

  3. ビットコインキャッシュ, 275億ドル

  4. ライトコイン, 180億ドル

  5. リップル, 146億ドル

  6. IOTA, 128億ドル

  7. ダッシュ, 70億ドル

  8. NEM, 50億ドル

  9. モネロ, 47億ドル

  10. ビットコイン・ゴールド, 46億ドル

 このうち、ビットコインキャッシュとビットコインゴールドは昨年存在もしていなかった。IOTAもOTC市場でしか取引されていなかった。

 また昨年末は上位5種の仮想通貨のみが1億ドルの時価総額を有していたが、今では上位23種の仮想通貨が10億ドル(1130億円)の時価総額を有している。1億ドル(113億円)以下の時価総額を持つのは上から数えて90番目以下の仮想通貨になる。

 そんな中、これは壮大なバブルだと声高に叫ぶ声がしきりに聞こえてくる。例えばUBS銀行のグローバル首席エコノミストは最近、「全てのバブルを終焉させるためのバブルが継続中だ。仮想通貨は通貨として受け入れられた時にのみ価値をもつが、経済にとって一番重要な取引には利用できない。また、仮想通貨の供給量は増える一方で、減ることはないから価値の貯蔵法としても不適切だ」とのべている。

 バブルだとしても、予想をこえて長く続くことがある。崩壊する前に、コインテレグラフ読者の中にもミリオネアになる人が多く出てくるだろう。ビリオネアになる人もいるかもしれない。

 もちろんこれはバブルではないかもしれない。最初はゆっくりとしたペースで伸びていくが、ある地点から急激に伸び、最終的には平たんになるパターンである「Sカーブ」にそって普及しているとする声もあり、そうなると80~90%の価格調整は起きないかもしれない。

  • フォローはこちら: