著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

8日のビットコイン(BTC)対円相場は29,241円(2.65%)安の1,075,758円と反落し、直近2日間の上げ幅を帳消しにした。SushiSwap開発者のSUSHIトークン売却や、ビットコインキャッシュ内輪騒動によりアルトコイン相場の軟調地合いが続く中、アジア時間のBTC相場も上値を重くし、対ドルで心理的節目の10,000ドル水準となる106万円を目指した。しかし、NY時間からは同水準を割り込む場面もあった一方、節目での買い支えや金相場の上昇が支援となり、祝日明けの米主要3指数が3営業日続落となる中、底堅い推移を演じ、終値では10,000ドル水準を死守した。

続きはこちら

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。