著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

19日のビットコイン(BTC)対円相場は61,003円(1.60%)安の3,742,997円と反落。一方、この日はアルトコインの物色が目立ち、イーサリアム(ETH)は対ドルで史上最高値を更新して1,440ドルにタッチした。

東京市場時間のこの日のBTCは、アルトターン(アルトコインに資金が流れる現象)の加速でETH、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCC)などの主要アルトコイン銘柄が上昇する中、一貫してジリ安の展開となり前日終値の380万円周辺で鈍い値動きとなった。一方、この日は先週からのドル高が一服となり、欧州市場時間に入るとアルトコイン高に追随するように反発し、NY市場中盤には393万円にタッチした。

しかし、その後はアルトコインに利食いが入ったことでBTCも失速。今朝方には前日終値を割り込み、マイナス圏で終値を付けた。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

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