著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

12日のビットコイン(BTC)対円相場は185,528円(5.00%)安の3,525,000円と4日続落。前日の相場は3万ドル水準(≒313万円)から切り返し35,000ドルを回復していたが、前日の急落による市場の動揺が尾を引き、相場の戻り歩調が鈍化した。

東京市場時間のこの日の相場は、前日NY市場からの反発の流れを継ぎ350万円からジリ高となり380万円台に一時乗せたが、欧州市場の序盤には15分足と1時間足の200移動平均線が重なる水準で戻り売りが入り反落。NY市場時間序盤には金相場の急落に連れ安となり、336万円まで下げ足を速めた。その後も、ドル安と金相場の反発を受けて買いが入る場面もあったが、15分足の200移動平均線が走る水準で戻り売りが入り、上値の重い展開が続いた。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

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