
1日〜7日のビットコイン(BTC)対円相場の週足終値は、前週比6万9604円(0.49%)安の1406万1499円と、上下に振れつつも小幅に下落した。
週明け1日、およそ1400万円から1300万円の間で下に往って来いを演じ、BTCは底堅さを示したが、その後は1450万円周辺で上げ渋る展開が続くと、4日の米新規失業保険申請件数が上振れたことで、相場の地合いはやや緩んだ。翌5日には、今週のFOMCを控えて米債利回りが上昇し、BTC相場の上値を圧迫。相場は1400万円を僅かに下回って週末を迎えた。
7日米国時間から不安定な推移となるも、1400万円周辺を維持し、週足終値ベースではほぼ変わらずとなった。
第1図:BTC対円チャート 1時間足 出所:bitbank.ccより作成著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
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