17日のビットコイン(BTC)円は1194万6227円から取引が始まった。ドル円相場の反発もあり、東京時間は段階的に戻りを試し、終盤には1210万円を回復したが、ドル建てBTC相場は8万5000ドルにタッチしたことで、欧州時間から失速した。

米国時間に差し掛かると、相場は一時1195万円周辺まで下落しこの日の上げ幅を掻き消したが、米国株相場が底堅く推移したことで買い戻しが入った。しかし、取引材料に乏しい中、相場の上値は限定的となり、米国市場引け後からは1210万円を挟み込み小幅な揉み合いに転じた。終値は1.38%高い1211万1450円と三日ぶりに反発したが、方向感に欠ける展開が続いている。

第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成

続きはこちら

著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

bitbankで新規口座開設後、1万円の入金でもれなく現金1,000円プレゼント!【PR】