著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

16日のビットコイン(BTC)対円は上昇し、昨年11月8日ぶりに終値で270万円を回復した。米国のインフレ減速、引いては米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ方針転換期待の台頭でBTCは年初から上値を伸ばす展開。週末の相場は260万円台で足踏みとなったが、昨日東京時間には動意づき270万円を回復。その後、米株先の下落に連れて押す場面もあったが、米時間には押し目買いの様相で下げ幅を奪回し反発。ドル円相場の上昇もあり、BTC対円は276万円にワンタッチした。

第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成
 

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