著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

26日のビットコイン(BTC)対円相場は小幅安。この日の相場は71.6万円から75.4万円の狭いレンジで方向感に欠ける展開となり、終値は前日比3820円安(- 0.51%)の73.89万円となったが、米CoinbaseでのBTC対ドル相場はドル安円高の影響で67.22ドル高(+ 1%)と小幅に上昇して終値を付けた。東京時間にビットコインのマイニング難易度を示すディフィカルティーが- 15.95%と過去2番の下落率を記録したが(btc.com調べ)、市場は既に織り込み済みで反応は鈍かった。幸いなことに、ディフィカルティーの大幅下落に対する目立ったセル・ザ・ファクトは入らず、その後の相場はジリ安で様子見ムードが広がった。今朝方には、XRPの対円相場が節目の18円台に乗せると上値を追う展開に転じ、イーサリアム(ETH)やビットコインキャッシュ(BCC)等の一部アルトコインが連れ高となり、BTCも跡を追う形でジリ高に転じている。

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