著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

23日のビットコイン(BTC)対円相場は3.59万円高(+ 4.67%)の80.5万円とレンジ内で上昇。東京時間のこの日の相場は76万円から77万円で揉み合いとなったが、ナイジェリアでのバイナンスの暗号資産(仮想通貨)ペイメントアプリローンチや、中国・雄安新区のマクドナルドやスターバックスでデジテル人民元が導入されるとの報道が材料視され、欧州時間からの相場は上昇に転じた。その後、相場が節目の7300ドル(≒78.6万円)に乗せるとショートのロスカットが入り、一時はレンジ上限で7日高値の81.5万円を突破し83万円にタッチする場面もあったが、戻り売りが入り終値でのレンジ上抜けには失敗した(第1図)。

(第1図:BTC対円チャート 日足 出所:bitbank.ccより作成)

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。