22日のビットコイン(BTC)円は1733万7192円から取引が始まった。東京時間序盤は揉み合いとなるも、イーサ(ETH)やXRPの上昇が落ち着く中で循環物色的な買いが入り、欧州時間には1750万円を回復した。その後は寄り付きの米国株の下落に連れて上げ幅を吐き出すも、ドルと米金利の低下に支えられ、徐々に戻りを試した。
政権から利下げ圧力を掛けられ、解任の可能性も危惧されているパウエルFRB議長だが、この日はベッセント財務長官が即座の解任を否定したことで金利が低下した。米国市場引け後もBTCは強含みに推移し、終値は1761万3872円。ドル建てでは終値で初めて12万ドルを僅かに上回った。
続きはこちら
著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。