著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
26日のビットコイン(BTC)対円相場は5.4万円安くなり、終値は97.2万円と心理的節目の100万円を割り込んだ。相場は3日続落となり、直近3日間の下げ幅は13.9万円(-12.55%)と急速に下げ足を速めている。東京時間のこの日の相場は、日経平均が前日終値より下げて寄り付いたのを確認する形で103万円周辺から100万円周辺まで一時値を安くした後は、101万円を挟み込む値動きに終始した。欧州時間には対ドルで節目の9000ドル(≒99.4万円)で相場は自律反発を演じたが、NY市場が開く頃には再び9000ドルまで押し返された。昨日の米主要3指数は序盤で反発したが、ニューヨーク州ロングアイランドのナッソー郡で、新型肺炎の感染の疑いがある数十人を保健当局が監視しているとの報道が嫌気され反落すると、BTCもつられる形で9000ドルを割り込んだ。
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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。