18日のビットコイン(BTC)対円は1432万7914円から取引が始まった。東京時間は前日からの売りの流れが続き、ドル建てで節目の9万ドル水準となる1399万円を下回った。中盤からは同水準を挟み込む展開となると、欧州勢参入後に押し目買いで反発し、1420万円に戻した。その後、ADPが発表した米民間雇用者数が、11月1日までの4週間で週平均-2500人の減少となると、BTCは上下に振れた末、粘り腰を発揮し1460万円近辺まで反発した。しかし、本日のエヌビディアの決算を控え、この日も米国株相場が軟調となったことで、その後は上値を抑えられ、終値は1446万1094円となった。
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。