仮想通貨取引所バイナンスは1月18日、現地の規制に準拠しつつ、ポーランドでの現地プレゼンスを強化する計画を発表した

バイナンスのポーランド法人であるバイナンス・ポーランドは、ポーランドで仮想資産サービスプロバイダー(VASP)として登録を完了した。ポーランド人ユーザーが同社のサービスを継続して利用するためには、バイナンス・ポーランドの新しい利用規約に同意する必要がある。

バイナンスのウクライナ・東欧担当であるキリロ・コミアコフ氏は、デジタル資産の主流化には効果的な規制が必要だと主張している。また、バイナンスのセキュリティへのコミットメントと本人確認(KYC)要件の厳格な遵守を強調した。

「仮想通貨業界は、デジタル資産のメインストリームでの採用のために、効果的で適切な規制を必要としている。安定した規制環境はイノベーションを支えることができ、業界への信頼の確立と長期的な成長に不可欠であると強く信じている」

バイナンスは現在、フランス、イタリア、リトアニア、スペイン、キプロス、スウェーデン、そして今回のポーランドを含む複数のEU加盟国で規制当局から認可を受けている。

最近では1月11日にスウェーデン金融監督庁がバイナンスの現地法人に、スウェーデンでのデジタル通貨の管理・取引の認可を与えている。