仮想通貨取引所バイナンスがP2Pビットコイン・マーケットフレイスの一つであるパックスフル(Paxful)と提携したことがわかった。

今回の提携では10の法定通貨のサポートが発表されたが、将来的にはパックスフルがサポートする167の法定通貨への対応も視野に入る。

今回サポートを開始するのはロシアンルーブルとベトナムドン、インドネシアルピア、ナイジェリアナイラ、コロンビアペソ、イギリスポンド、メキシコペソ、カナダドル、ユーロ、アルゼンチンペソ。

パックスフルは銀行送金など300種類の決済手段と167の法定通貨に対応している。パックスフル共同創設者のアーサー・シャバックCOOは仮想通貨メディア、ザ・ブロックに「近い将来」により多くの法定通貨をサポートできると明らかにしている。

中南米での取引も拡大

バイナンスは12日には仮想通貨取引所LatamExとのパートナーシップを発表。ブラジルレアルとアルゼンチンペソでビットコイン(BTC)やバイナンスコイン(BNB)、イーサ(ETH)、バイナンスUSD(BUSD)を購入できるようになった。