仮想通貨取引所バイナンスのブロックチェーン研究部門であるバイナンスアカデミーは3月30日、中国・上海にブロックチェーン研究機関設立したと発表した。

上海のLingang経済特区内に設立。中国での分散型台帳技術(DLT)改革に向けたシンクタンクおよび才能のハブとして機能させる意図がある。

同研究所は、中国のDLT適応を促進させる目的で、ブロックチェーンと人工知能(AI)やビッグデータ、モノのインターネットなどの新興技術とを統合する計画をしている。

同研究所代表のドン・タプスコット氏は、DLTは「インターネット第2世代、価値のインターネット」の象徴だと説明している。

バイナンスのヘレン・ハイ氏は、同研究所は「ブロックチェーン産業構築とブロックチェーン研究とブロックチェーンのトップタレントを輩出することにコミットメントする」と述べている。

 

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン