仮想通貨取引所バイナンスは、仮想通貨のピアツーピア(P2P)取引サービスを2020年末までに30ヵ国以上で展開する方針だ。

28日の発表によると、バイナンスはウェブサイトでのP2P取引サービス「バイナンスP2P」のサポートを開始した。バイナンスは19年10月からバイナンスモバイルでP2P取引サービスを開始していた。発表によれば、これまでにバイナンスP2Pは3億ドル(約324億円)以上の取引を処理しているという。

バイナンスのジャオ・チャンポンCEOは発表の中で、2020年末までにバイナンスP2Pのサービスを30ヵ国以上で展開する計画であると表明している。

バイナンスP2Pは現在、中国元(CNY)、ベトナムドン(VND)、ロシアルーブル(RUB)でビットコイン(BTC)、イーサ(ETH)、バイナンスコイン(BNB)などの仮想通貨の取引をサポートしている。