バミューダ政府は18日、米国フロリダ州マイアミで、米フィンテック企業Uulalaのイニシャル・コイン・オファリング(ICO)を承認したと発表した。バミューダがICOの承認をするのは初めてだ。イーサリアム・ワールド・ニュースが報じた。マルタ島などのようにバミューダ諸島も仮想通貨やブロックチェーン関連の主要な投資先としての地位を築けるのか注目だ。
Uulalaは、銀行に口座を持たないユーザーが容易に金融サービスを利用できるようにするためのツールを提供。ICOで5000万ドルを調達したいとしている。今回のICOは、バミューダが年初に発効した新しい規制の枠組みに準拠して承認された。
Uulalaのオスカー・ガルシアCEOは、バミューダの財政状況が魅力的であり、同島でのオペレーション開始を検討していると述べた。また、承認を得るまでに4ヶ月要したことも明かした。