ドイツの首都ベルリンが、仮想通貨やブロックチェーン事業の新拠点として盛り上がりを見せている。DW.Comが伝えた。ドイツの中ではビジネスの発展が遅れる一方でナイトクラブの豊富さから「貧しいけれど、セクシー」と称されるベルリンが、ヨーロッパ一の「仮想通貨都市(Crypto City)」になりつつあるようだ。

ブレグジット(英国のEU離脱問題)の影響もあり、現在ドイツには有望な人材や資金が集まっている。生活費も比較的安く、コワーキングスペースや魅力的なプロジェクトが充実していることも理由だ。仮想通貨やブロックチェーン関連のデベロッパー、プログラマー、起業家たちがこぞって集まるようになった今、ベルリンは香港、ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、シンガポールにも引けを取らない世界の仮想通貨都市になりつつある。

10月26日~29日にはプログラマーが集って技術革新を競うフェスティバルがベルリンで開催され、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど世界各国から参加者が集まった。このイベントのように「コラボレーション」と「技術の追求」を重要視するベルリン独自の姿勢が、世界中の業界人を引き付ける魅力だという。

 (コインテレグラフ@マーケットアラート)

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