政治家の間でのビットコイン(BTC)の熱狂がベルギーにも波及した。ブリュッセル市の地方議会のクリストフ・デ・ビューケラー議員は、自身の給与をビットコインで受け取ると表明した。

Bruzzの報道によれば、ブリュッセルの議員の月5500ユーロの給与を仮想通貨取引所Bit4Youを通じてビットコインに交換するという。ビューケラー議員は、今回の取り組みがブリュッセルやベルギーのほかの政治家にも仮想通貨への関心を向けるきっかけになって欲しいと述べている。

ビューケラー氏は、ニューヨーク市のエリック・アダムズ市長が自身の給与を仮想通貨を受け取った事例を挙げ、「ブリュッセルとベルギーが仮想通貨業界で主導的な役割を果たすのに遅すぎることはない」と語っている。

また米国ではニューヨークのアダムズ市長のほか、マイアミ市のフランシス・スアレス市長もビットコインで給与を受け取るとしている。自身以外にも、マイアミ市のスタッフも同じように仮想通貨で受け取れるオプションを整える考えだ。

政治家だけでなく、スポーツ選手も仮想通貨で報酬を受け取る動きもでている。これまでに米フットボールリーグNFTの選手7人がビットコインで報酬を受け取ることを選択した。NBAでも同様にスター選手がビットコインで報酬を受け取ることを発表している