グレイスケール・インベストメンツは、5月のビットコイン(BTC)の半減期以後、約5億ドル相当のビットコインを購入しており、マイナーがビットコインをマイニングするよりも速いペースでBTCを増やしている。

仮想通貨アナリストのケビン・ルーク氏の6月25日のツイートによると、グレイスケールは先週から、ビットコイン投資信託のため19,879BTCを1億8400万ドルで購入し、保有するBTCを約40万BTCにまで増やした。

ルーク氏が示したグラフを見ると、グレイスケールが大量の仮想通貨を購入し、マイナーがビットコインをマイニングするよりも速いペースで保有するビットコインを増やしている。

グレイスケールの運用資産が増加

現時点で、ビットコインは1841万5000BTCが流通している。グレイスケールは5月11日の半減期以来、計53,588BTCを購入しており、1日あたり平均1190BTCに相当する。もしこのペースで購入し続ければ、2021年1月までに世界のBTC供給量の3.4%を所有し、2024年の次の半減期までに10%を保有することになる。

グレースケールの創業者バリー・シルバート氏は5月、ファンドは第2四半期にビットコインの購入を拡大することを示唆しており、実際に言葉通りで実行しているようだ。

グレイスケールは6月25日に運用資産が41億ドルであると発表している。これは約1年前の19年5月の21億ドルからほぼ倍増したことになる。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン