19日、SNSレディット上で、米仮想通貨資産運用会社グレイスケールのビットコイン投資信託（GBTC）の増加額から、過去３ヶ月間にマイニングされたビットコインの3分の1を購入したことを示す数値が投稿された。

GBTCはビットコインを裏付けとする投資商品。これまでにも過去数年で着実に成長し、ここ数ヶ月で急速に加速していることが報じられている。

レディットでの投稿によると、GBTCに過去100日間で60761BTCが追加されたという。これは100日間でマイニングされたBTCの33〜34%ほどに該当する。

5月17日時点では34万3954BTCを保有しているとされており、3ヶ月間で21%も増加した。

週平均投資額が10倍に

ツイッター上では24日、グレイスケールのビットコイン投資信託（BIT）への週平均投資額が2020年第一四半期で2990万ドル（約32億円）に達したことが明らかにされた。

BITへの週平均投資額は2019年第一四半期の320万ドルと比較して10倍近く増加したことになる。

このツイートに対して、グレイスケールの創業者バリー・シルバート氏は「第二四半期を待っていてください」と返答した。

グレイスケールは19日に保有する仮想通貨資産額が過去最高の38億ドル（約4066億円）に到達したことを発表している。

翻訳・編集　コインテレグラフジャパン