複数の資産運用会社が、イーサリアム上場投資信託(ETF)に関する修正提案を6月21日に米証券取引委員会(SEC)に提出した。

ヴァンエック、ブラックロック、グレースケール、インベスコ・ギャラクシーは21日に新たに更新されたS-1申請を登録した。同日には、フィデリティも新しいS-1申請を規制当局に提出した

ヴァンエックの提出書類によると、同社のイーサリアムETFの管理手数料は0.20%で、フランクリン・テンプルトンの0.19%と同水準だ。ブラックロックは、同社のiシェアーズ・イーサリアム・トラスト(ETHA)の手数料をまだ明らかにしていない。

ブルームバーグのアナリスト、エリック・バルチュナス氏によれば、ヴァンエックの手数料は「ブラックロックに対して少なくとも30ベーシスポイント(0.30%)以下に抑える圧力を加える」ことになるという

過去数週間にわたり、複数の修正案がSECに提出されてきた。S-1承認は、これらのETFがウォール街の取引所にデビューするための必要なステップだ。バルチュナス氏は、これらのファンドが米国の独立記念日(7月4日)の祝日前にローンチすると予測している

SECは5月に、ヴァンエック、ブラックロック、フィデリティ、グレースケール、フランクリン・テンプルトン、ARK21シェアーズ、インベスコ・ギャラクシー、ビットワイズによる8つのイーサリアムETFを承認した。ただこれらの承認は19b-4申請に対するもので、最終的に投資家が取引できるようになるにはS-1申請の承認が必要となる。

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