アップル、開発者向けイベント「WWDC 2019」で暗号化関連ライブラリー「クリプトキット」発表へ

アップルが、6月3日から開催中の開発者向けイベント「WWDC(世界開発者会議) 2019」において、暗号化関連ライブラリーを公開することが明らかになった。アップルが、6月5日のイベントプログラムの一部として情報を公開した

6月5日実施予定のセッション「暗号化とアプリ(Cryptography and your Apps)」において、アップルは、iPhone用OSの最新版「iOS 13」とともに「クリプトキット(CryptoKit)」という新ライブラリーを発表する模様だ。クリプトキット関連ドキュメントでは、対象OSとしてiOS 13以上、macOS 10.15以上、tvOS 13以上が挙げられている。

クリプトキットは、アプリ開発者向けライブラリーにあたり、セキュリティ機能の一部としてアプリに組み込む際に利用する。

セッションの案内では、まず「システムフレームワーク(従来のOS同梱ライブラリー)は、保管中および転送中のデータの両方を透過的に暗号化する。この機能は、属性を設定するだけで利用できるものの、(開発者は)ユーザーのデータを保護するためにもっと多くのことをしたいと思うかもしれない」と説明がなされている。

そして、次のように続いている。

「クリプトキットは、(ダウンロードしたデータの破損検知や攻撃者による改ざん検知用に)単純にハッシュ値を計算する必要があるか、より高度な認証プロトコルを実装しているかにかかわらず、暗号化操作の実行を従来以上に簡単かつ安全に行う、プログラミング言語「スイフト(Swift)」用の新たなフレームワーク(ライブラリー)だ。」

今週、macOSなどのOSシステムフォント「サンフランシスコ(San Francisco)」と組み合わせた利用が推奨されているアイコンセット「SF シンボルス(Symbols)」において、仮想通貨ビットコイン(BTC)らしきロゴが含まれていることも注目された


翻訳・編集 コインテレグラフ日本版