香港拠点のゲーム開発企業アニモカ・ブランズは15日、戦略的子会社のアニモカ・ブランズ株式会社(アニモカ・ブランズ・ジャパン)を設立し、日本での事業を本格化すると発表した。同時に、今年1月にシードラウンドで講談社や西日本鉄道、三井住友信託銀行をはじめとした国内外の投資家から11億円を調達したことも明らかにした。

アニモカ・ブランズはアクシー・インフィニティに投資するほか、メタバースのNFTゲームであるザ・サンドボックスを保有する。日本では2021年10月にアニモカ・ブランズ・ジャパンを設立した。

リリースで同社は「日本国内の知的財産(IP)保有者が、独自のNFTやファンジブルトークンの発行、広範なWeb3エコシステムへの参加を通じてファンコミュニティを構築・拡大できるようにすることを目指す」と述べ「世界中の専門家と協力し、日本のIPホルダーが海外市場に進出するのを支援する」と語った。