タイの英字紙バンコクポストによると、タイの証券取引委員会(SEC)が2020年に仮想通貨のビジネス規制を修正する計画であることがわかった。リスクからの投資家保護と仮想通貨の成長促進が目的としている。

SEC事務局長のルンワディー・スワンモンコン氏は国内の仮想通貨ビジネスの成長を妨げる可能性のある規制を検討すると述べた。

「法律は時代遅れになってはならない。特に新しいデジタル資産の市場ニーズに対応し、グローバル市場との競争力を持つべきだ。」

タイでの現在の仮想通貨に関する規制は2018年5月に勅令として発行。

スワンモンコン局長はタイでもICOが多く行われている実態から「この法律はマネーロンダリングや不正な金融取引から投資家を守ることを目指している」と話した。