エアカナダ、航空旅行商品の流通改善にブロックチェーン活用へ

カナダ最大の航空会社であるエアカナダは24日、スイスのブロックチェーンのスタートアップ「ウィンディング・ツリー(Winding Tree)」が開発したブロックチェーンベースの旅行製品流通プラットフォームに参加すると発表した。

1937年に設立されたエア・カナダは、チャーター便と貨物航空輸送を提供している。2017年のエア・カナダの乗客数は4810万人で、2017年の年間報告書によると、2016年比で7.3%増加した。

エア・カナダは、ブロックチェーンの旅行エコシステムであるウィンディング・ツリーが開発したオープンソースの分散型旅行流通プラットフォームへの参加に関し基本合意書に署名した。新しいブロックチェーンプラットフォームに参加することで、航空旅行製品の流通と販売を改善し、サプライヤーから直接在庫にアクセスできるようにする。このプロジェクトについて、エア・カナダのグローバルプロダクト流通担当ディレクター、キース・ワリス(Keith Wallis)氏は次のように述べた。

「エア・カナダは、この次世代技術を活用することの重要性を認識している。エア・カナダのダイレクト・コネクト APIをウィンディング・ツリーのパブリック型ブロックチェーンプラットフォームと統合し、ブロックチェーンに精通したユーザーにソースから直接コンテンツにアクセスできるようにする計画だ」

世界中の航空会社は、旅行者の経験を向上させ、サプライチェーンやロジスティクスを向上させるために、ブロックチェーン技術を徐々に運用プロセスに組み込み始めている。今月は、ヨーロッパの航空会社の持株会社であるエアフランスKLMも、仲介を省いて顧客のコストを削減するためにウィンディング・ツリーと提携している。

エアフランスKLMは、ブロックチェーンが「仲介業者の数を減らすことによって、サプライヤーにとってより利益をもたらし、かつ顧客に有利な旅行」を提供するのに役立つと考えているという。

8月、オーストラリアのブリスベン空港公社がトラベルバイビット(TravelbyBit)のデジタル通貨決済プラットフォームと提携した。「世界初のデジタル通貨フレンドリー空港」を立ち上げる計画だ。すでに地域の観光地にブロックチェーンPOSシステムを導入している。