ビットコインや他の暗号通貨は、脱銀行派の人向けか、もしくは銀行依存から脱却したい人向けのものです。
ビットコインに手を出すのは難しい、と言う人がいます。確かにそうかもしれません。しかし、常にそのハードルは下がってきています。大体今日の9倍くらいは―――。
- Wall of Coins
住所を設定して、いくら買いたいかを掲示、その後ケータイ番号を伝えます。すると、Wall of CoinsからパスワードがSMSで送られてきます。そのパスワードをWall of Coinsのウェブサイトに入力することで注文が確認されます。その後3時間以内に、売り手の銀行口座に入金し振り込みを完了させます。
入金を済ませたら確認コードをWall of CoinsにSMSで送信します、するとWall of Coinsの預託から、あなたへビットコインが支払われます。
- Local Bitcoins
もし、お支払い方法でお困りでしたらLocal Bitcoinsに問い合わせましょう。PayPalやSEPA(単一ユーロ決済圏)決済やWestern Unionなどの対人での取引から、メールなどによる電信送金、さらには定期券のトレードまでなんでも取り扱っています。
取引が成立するまで、 売り手の評判がどうなのかを確かめましょう。Local Bitcoinsは預託受託者のように売り手と買い手の間を取り持ちます。
- LibertyX
聞くところによると、北アメリカの2,500店舗以上のコンビニエンスストアでLibertyXのサービスが利用可能なようで、最初の1,000ドルの取引までは手数料一切なしで出来るようです。その後もスポット価格の1%程度で取引することができます。
欠点は、名前、住所、誕生日などの個人情報が必要な点です。パブリックレコードを参照しチェックが終わると、ATMに振り込む際に必要なPINナンバーが送信されます。PINコードにより“支払い済み”と認証されると、LibertyX社のサイトからビットコインを受け取ることができます。
- Paxful
Paxfulは世界中のバイヤーとセラーに対して、振り込みの手間や待ち時間なしで公平な取引を提供することで定評があります。ユーザーはライブチャットを通じて、ギフトカードや、ウェブマネーの購入から、銀行間送金、ウォルマート間のやりとり、Reloadit,PayPalなどのサービス、そしてもちろん銀行振り込みまでをビットコインによって行うことができます。
- Mycelium Local Trader
Myceliumのウォーレットには、現在ローカルトレーダーと呼ばれるセクションがあり、近くのMyceliumユーザーによる売り買いのオーダーを参照することができます。ユーザーは取引後お互いを評価することが出来るので、その後の取引を健全に進めることができ、安心です。
- ローカルなビットコイン・ミートアップに参加する
大半の(全部とは言いませんが)メジャーな北アメリカの街であれば、少なくとも一つはビットコイン関連のミートアップがあるでしょう。週末にパブなどのくだけた場所でよく開かれ、そういった場所がビットコイン取引の際の昨今の主流の場となっています。Meetup.comを訪れて、最新の対応地域をチェックしてみてはいかがでしょうか。
- ビットコインATM
政府によるIDスキャンであったり、顔写真や、指紋などの個人情報を必要書類として提供しなければならない機会も少なくない昨今、そういったものにわずらわされないビットコインのATMも少なからず存在しています。他とは違い、ビットコインのATMはきちんと自分の仕事をしてくれます、キャッシュを支払えば、ビットコインが受け取れる、実にシンプルです。お近くにそういったビットコイン用ATMがあればビットコイン系のミートアップを探してみても面白いでしょう。
- Bitcoin-OTC
このサイトは、いわゆるフリーノード・インターネット・リレーチャット、IRCを元に作られています。OTCとは”Over The Counter”の略で、チャットルームを通じて、バイヤーとセラーがお互いの注文や評価を参照することができます。IRCの知識が必要なので―少なくともブラウザベースのIRCの使い方を知っている必要があります―初心者向けではないかもしれません。
- BitQuick
こちらのサービスはいたってシンプルです。可能な注文リストを参照し、お金を売り手の口座に振り込むだけ。ヨーロッパなどのユーザーSEPAによる送金ができますし、多くのセラーはクレジットでの支払いを許容しています。
注意しなければならないのは、見ず知らずの人との取引は、リスクがある可能性がある、ということです。といっても、銀行にお金を預けたままにしておくよりかは、リスキーではないかもしれませんが。