仮想通貨イーサ(ETH)が強い動きをみせている。日本時間31日早朝には750ドルにタッチ。今年11月以来で88%上昇したかたちだ。
2021年2月8日に予定されているCMEにおけるイーサ先物の上場や、DEFI(ディーファイ)と呼ばれる分散型金融プロトコル等における使用が急増していること等が背景にある。

背景にあるもう一つの強気要因として、イーサの採掘者による保有量が2年ぶりの低水準にあることだ。売り圧力が少ないことを示す材料だ。
イーサのデリバティブ商品の取引量も増えている。ここ三か月でイーサオプションの建玉は150%増加。1000億円に迫る勢いだ。

プットコールレシオが強気に反転
イーサオプションのプット(売り)とコール(買い)の比率も下落。コールオプションがボリュームを支配していることを示し強気サインだ。

現状の水準は2週間前の0.94レベルとは対照的だ。
また、イーサのコールオプションにおける「デルタ」を見ると、1月25日に880ドルとなる確率が34%となっている。

2021年3月満了の880ドルコールオプションもデルタが49%となっており強気を示す。オプショントレーダーの間では、2021年3月の満了日まで86日のうちにイーサ価格が880ドルを突破する可能性が高いという見方がされているということだ。

これらコールオプションのプレミアムは114ドルとなっており、強気を示している。
イーサ先物のプレミアム(先物価格とスポット価格の差)分析も、市場センチメントが強気にあることを示している。

プレミアムは高いほど強気を示す。プレミアムの推移チャートを見ると12月19日に5.8%をつけ、12月28日にも再び同水準になった。ちょうどこの時イーサ価格が数年ぶりの高値を更新している。現状もプレミアムは3.5%を超えて推移しており、市場が楽観的であることを示唆している。現在のプレミアム4.3%という値は年率に換算すると18%。過去数ヶ月の水準を大幅に上回る。オプショントレーダーはイーサの今後の値上がりに自信を持っているようだ。
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