2022年に破綻した仮想通貨ヘッジファンド「スリーアローズキャピタル(3AC)」が最近設立した仮想通貨取引所OPNXの出資者が判明した。

OPNXはスリーアローズキャピタル(3AC)とコインフレックスチームのメンバーによって共同設立された取引所だ。破綻した仮想通貨取引所等に対してユーザーが所有する債権を取引できるとうたう新興の取引所だ。

4月21日に投稿された同社の動向の中で、レスリー・ラムCEOがプロジェクトの主要なバッカーに感謝を表明。そのリストにはアップワークス(AppWorks)、サスケハナ(SIG)、DRW、MIAXグループ、中国商業銀行インターナショナル、トークンベイキャピタルが含まれている。

一方で派手な煽り発言で相場を盛り上げた後破綻した3ACの創設者Su Zhu氏とカイル・デイビス氏は仮想通貨コミュニティから厳しい批判を受けている。

一部企業は彼らが立ち上げたOPNXの資金調達を手助けする者と関わることを拒否すると主張している。

これに対しOPNX支持派は仮想通貨事業の破綻によって被害をうけた顧客を再び立ち直らせる手助けをすると主張している。OPNXの資金調達関連資料によると、同取引所は3ACやFTXなど破綻した企業に対する債権・請求権を売買できるようにする。

OPNXの出資者はこれまでにさまざまな技術および金融プロジェクトを支援してきた。SIGはTikTokの初期のバッカーの1つであり、MIAXグループは米国で規制された株式およびオプション取引所を所有している。アップワークスはまた、ウーバーの初期投資家といわれる。

ビデオで言及されている企業のうち少なくとも1つはOPNXへの資金提供を否定している。DeFi取引企業のNascentは、コインフレックスが以前発行していたトークンを購入したが、OPNXの資金調達ラウンドには参加していないとしている。

スリーアローズキャピタル(3AC)は2012年に設立された仮想通貨ヘッジファンドだった。同ヘッジファンドは昨年7月1日に破産を申請し、一部の債権者は創設者が「逃亡中」か破産裁判所から隠れていると非難している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン