XRPの価格は12月24日に0.3ドルを大幅に下回り、バイナンスでは0.2138ドルまで下落した。米証券取引委員会(SEC)がリップル社を訴追した結果、XRPに対する売り圧力が強まったためだ。
XRPの急落には3つの要因がある。1つはSECによる訴訟、次に取引所による上場廃止、そして市場のセンチメント悪化だ。

リップル訴訟はEOSやKIKよりも不利?
今回の訴訟は、SECがブロックチェーン企業やトークンを相手取ったものとしては初めてのケースではない。
EOSやKIKはどちらもそのトークンの販売が証券法違反とみなされたが、その後にSECと和解している。
XRPに関して、Cinnemhain Venturesのアダム・コクラン氏は、SECが現在も証券法に違反していると主張していることがポイントだと指摘する。
「EOSやKin(Kikのトークン)の場合には販売時点が証券法違反だとSECは主張していが、XRPについては現在も証券法に違反していると主張している。つまり、彼らはそれ(XRP)が現在も証券であるとみており、そのため取引所が反応している」
ほかの弁護士らも同様に、リップルが無知だったことを訴えるのは難しいとみている。したがって、リップルCEOのブラッド・ガーリングハウス氏が訴訟を戦うと言ったことを考えると、リップルが訴訟に対処するのはより複雑になるだろう。
コクラン氏は次のように述べている。
「彼ら(SEC)は、集中化の証明、証券問題の認識、および売却観光に関する複数の文書を持っている。これでは無知/愚かさを訴える余地はない。彼らは、幹部に対しても個人的に責任があると指摘している。これは、SECがキルショットをやるときに行うことだ。これは一般的な証券訴訟よりも詐欺訴訟のほうではるかに一般的だ」
取引所での上場廃止
コクラン氏はまた、コインベースがXRPの上場廃止について弁護士と話し合ったことを示す情報もあると述べている。
取引所はまだXRPを上場廃止する義務はない。しかし、裁判所がXRPを証券であると認定した場合、取引所は様々なリスクに直面する可能性がある。そのため、取引所の顧問弁護士が、先制的にXRPを上場廃止する可能性があるだろう。
XRPのセンチメント悪化
Santimentのデータは、リップルを取り巻くソーシャルメディア上のセンチメントが急速に悪化していることを示している。

Santimentによると、仮想通貨に関するソーシャルメディアでの議論は、依然としてXRPとSECの訴訟によって支配されている。

The Tieのデータによると、ツイートの量が急騰したことで過去最高を記録した一方で、デイリーでのセンチメントスコアは今週で2番目に低いレベルに低下している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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